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ファンディスクが出ます!

以前紹介したSugar+SpiceのFDが出ます。
発売当初から希望が出てましたし、
毎回chuableさんの作品はいい出来で、続編希望が多かったので、
ついにきたか、という感じです。

かなり期待が出来ると思いますので、前作をやってる方、やってない方、
どちらの方もチェックしてみては?

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by zattoukoneko | 2008-02-29 19:45 | ゲーム | Comments(0)

気付くともう2月……

1月中には更新したいなあと思ってたんですけどねぇ……。なかなか予定通りにはいかないものです。

さて今回紹介するのは、

神坂一『闇の運命(さだめ)を背負う者』

です。


神坂氏といえば『スレイヤーズ』というイメージがあるかと思います。いまだに刊行が続いている作品ですし、確かに人気も出ました。かくいう私も好きです。
ですが他の作品はあまり注目されていません。せいぜい『ロストユニバース』くらいでしょうか。
では他の作品は面白くないのか? そんなことはないのです。そのことを言うためにもあえてスレイヤーズ以外の作品を紹介してみたいと思ったわけです。

ちなみにスレイヤーズはそのキャラクターと読みやすい文体で人気が出たと考えられています。それらの要素が大きいことは否定できません。それなくしてあれほどのヒットはなかったでしょう。
ですがそれ以外の部分、つまりストーリーやテーマが他の著者よりも劣っているかというとそうではありません。むしろ抜きん出ていると言えるのではないでしょうか。考えてもみてください。キャラクターがいいから、読みやすいから、それだけでは何冊もシリーズを買い続けないでしょう? ストーリーやテーマもきちんと整っていなければ本を投げ出してしまうはずです。
つまり神坂氏はストリーテラーとしてもかなりの力を持っているということです。スレイヤーズ(の特に長編)では毎巻おもしろい話を書いていました。そんな人が書いた別の話が面白くないなんてことがあるでしょうか?


さて、闇の運命~の話に移りましょう。

この話は転生によって闇(ガイア)の力を背負うことになった者と、光(ヴァルハラ)の力を背負うことになった者が互いに戦っているという背景設定です。
でも闇側の転生戦士である主人公の国間仁はその運命を受け入れようとしません。そんな誰が決めたかもわからない運命なんぞに従えるか!、と普通の高校生として生活しようとしています。
もちろんそう簡単にいくわけないのですが……。
と、内容の紹介はこのくらいにしておきましょう。話の展開はかなり読者を裏切る形で進んでいきますので、それをばらすわけにはいきませんから。

この話はその展開の面白さもとてもよいのですが、私はそれよりもテーマの方に注目してみたいと思います。
上の簡単な内容紹介でもわかりますが、主人公は運命を受け入れようとしません。運命なんて信じるか、自分は自分の道を行く、という感じです。ここからわかるように著者は運命というものについて懐疑的な立場でいることがわかります。そしてストーリーを通じて運命というものについて考えてみようとしているのだとわかります。
神坂氏は、神とか運命とかを頭っから信じてしまっている宗教の人に反発を覚えた、というようなことをあとがきで述べていますが、まあライトノベルのあとがきなので話半分に受け取ることにしましょう。そのあたりから着想を得たのは確かかもしれませんが、宗教を否定したいとか関係者と戦いたいという意図はないと全体を読んだ感じ思います。
それよりは、やはり運命というものについて小説を書くことを通じて考えてみたい、というのが本音だと思います。
運命には従わなければいけないのか、運命に抗うことは愚かなことなのか、運命というものに人はどう向き合っていけばいいのか。
ストーリーをすべて書き終えたところで神坂氏は自分なりの答えを導いたようです。そこまで読み進めた人はその一文にうならされることでしょう。


テーマ性に関しては神坂氏の作品の中でこれが一番抜きん出ていると思います。ストーリーも抜群ですし、一度手にとってみてはいかがでしょうか?

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by zattoukoneko | 2008-02-01 15:50 | | Comments(0)