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1,000件突破!

なんと閲覧者数がついに1,000件を突破しました!
まあ、2年もかかってようやくその数かよってつっこまれそうですが、特別リンクとか貼ってるわけではないので、こんなもんかと思ってます。

今のところ、自分の考えをまとめるのにこのブログを活用してばっかりで、人様に読んでもらって、「面白い!」と思ってもらえる文章は書けていないのですが、その点もこれから少しずつ改善できたらな、と思っています。

次回は私の持っている小説のテーマについてでしたね。早く書かなきゃ。

では、これからも皆様にご愛顧いただけるよう、細々とですが、更新していきますので、応援のほどお願いします。


追伸:先程たまたま山本辰則さんのブログを見つけてしまいました。電撃メジャーリーグで『最初で最後の経済小説』を書かれた方です。
残念ながら10位圏外ということで電撃さんのHPからは削除されてしまいましたが、ブログの方にこの作品をアップされたようです。私は消えるには惜しい作品だと思っていたので、読めなかった方は一度ご覧になってみてはいかがでしょう?
下にリンク貼っときますね。

山本辰則の小説とか
by zattoukoneko | 2009-10-13 01:46 | 雑記 | Comments(0)

昔話

せっかくブログという形を取っているので、日記みたいなものを書いてみようかと思います。といっても思い出話なのですが。

今回の話題は私が小説を書くことになったきっかけについてです。みなさんあんまり興味ないかな? まあでもお時間があったらお付き合いください。

私が小説を書き始めたのは中二の夏か秋ごろです。
ちょうどその頃、友人の何人かが小説を書いていました。それで読ませてもらったのですが……。
正直私には不満でした。というのも、読むもの読むもの、その全てがハッピーエンドなんです。
もちろん幸せな話の方が読後感はいいので、そこは問題ないのですが、いけなかったのが、ハッピーエンドにするためにキャラクターの性格を捻じ曲げているのが目立ったということです。

以前取り上げましたが、『クレヨン王国 月のたまご Part1』はハッピーエンドでは終わりません。恋仲のまゆみと三郎は引き裂かれ、まゆみは自分の家に帰る代わりに三郎のことすら忘れてしまいます。
小学五年生だった私には衝撃でした。著者の福永令三先生はどうしてこんな結末を選んだのだろうか? それについて1年以上悩み続けました。読み返したのも10回ではくだらないでしょう。
結果、私なりに辿りついた結論として、福永先生はキャラクターの性格、設定(および世界設定)を尊重したのだろう、というものになりました。
つまり、キャラクターを殺してまで作り上げたハッピーエンドは、本当のハッピーエンドではない、ということです。
その結論に達して以来、私には小説の登場人物が本当に生きている存在であり、共に色んな問題を考えていく友人のように感じるようになりました。

そんな思想を持っていた私にとって、友人たちの書いていた無理矢理のハッピーエンドは偽物にしか見えなかったのです。
そこで私は一念発起し、「キャラクターを尊重し、不幸な終わり方に見えても、それが正しいと感じられる作品をつくろう」と決めました。その結果、一年かけてつくりあげたのが『LAST HOPE』という作品です。

『LAST HOPE』は幸いなことに好評を博し、シリーズ化することになりました。原稿用紙250枚程度で、全三巻となります。

と、『LAST HOPE』についてちょっと説明を。
基本的にはファンタジーです。理由は(当時スレイヤーズ全盛期だったというのもあるとは思いますが)「魔法があったらなんでも自由に書けるじゃん」という安易なものです。そのためかこの世界では魔法が超強力で、剣などでの戦闘は出てきません。まあこのあと魔法の原理とかを考え始めたらとてつもなく大変だってことに気づかされたわけですが……。
テーマは「最後の希望ってなんぞや?」というものです。これは『FFⅥ』でティナが「最後の希望」と言われる場面があるのですが、その後あまりこのことについて掘り下げられずに終わってしまったな、という感想をずっと持っていたのです。特に「最後の希望」と言われた立場の人間はその責務をどう感じ、何を考え生きていくのが気になったのです。そこでそれをテーマにしよう、として書き始めたのが『LAST HOPE』となります。
『LAST HOPE』は当初一作で完結の予定だったのですが、思いのほか好評だったのと、それと実は書き始めるにあたって、「ファンタジーだけじゃなく他のジャンルもやってみよう」と思っていて、同時進行で歴史物とSFの二作を考えていたんです。しかしふと、「これ全部つなげられるんじゃないか?」と思い立ち、計三作のシリーズになったというわけです。
ちなみに歴史物の予定だった作品が『LAST HOPE2』となり、時代的には一番古く、SF物の『LAST HOPE3』が2と1の間に入ります。

そんなこんなで始まった『LAST HOPE』ですが、世界設定を深めていくにあたり、三巻だけではどうしても収まりきらない設定が出てきてしまいました。その結果、短編から中編の長さで、『LAST HOPE外伝』、『『LAST HOPE in their mind』という話を書くことになりました。『外伝』は『LAST HOPE』を書いているうちに新しく出てきたテーマを扱うもの(例えば、精神分裂病は存在しうるのか、治す必要があるのか、あとは宇宙は無の世界に生まれ、宇宙の外には何もない、ということになってますが、これは矛盾ではないのか、などです)、一方『in their mind』は、今度はLAST HOPEとされる人物を取り巻くキャラクターたちの心情を描いたものです。キャラクターごとによってLAST HOPEのそばにいる理由は違うはず。何を考えているんだろう?、というのが主軸になっています。
そんなこんなしていたら、外伝だけで10編以上必要になり、さらには『LAST HOPE4』までつくらないと、世界設定を消化しきれないということになってしまいました。
しかし残念ながら受験期に入り、『LAST HOPE』シリーズは未完の作品となってしまいました。大学の友人は1,2,3と読んでいないわけですから、続きを書いても見せられませんし。
ただテーマとしてはとても面白いと思うんですよね。設定も結構複雑に絡み合っていて、それがわかってくると「そういうことだったのか!」と思わせるような作りになっていますし。
でも昔に書いたものなので、文章も下手だし、このまま人に見せるわけにはいかないですね。構成も組みなおさなきゃならないだろうし、何よりそんな最初からシリーズ化が決まっている作品を受け付けてくれる出版社さんはありませんし。
でもいつかリライトして出版にこぎつけたいと思ってます。でないとこのシリーズの中で生きているキャラクターたちが報われませんから。
ということで、もし『LAST HOPE』が出版されるようなことがありましたら、ぜひお手に取ってください。

……なんか途中から話が逸れた気が。ま、いいですかね。
次回は、今回小説のテーマの話が出てきたので、一つくらい取り上げて、どうしてそれをテーマにするのか、を書いてみたいと思います。
ずばり、人権および平等の概念、についてです。
でもかなり長い分量になりそうなので、更新はしばらく後で、ということで。(できるかぎり二ヶ月以内に書き上げます)

それでは今回はこのへんで。ではでは。
by zattoukoneko | 2009-09-30 19:21 | 雑記 | Comments(0)

生きてますよー。

先日19日、部活の先輩たちと出身高校に挨拶しに行きました。
私は弓道部の出身で、部長もやってたんです。現役の部員には会えませんでしたが、当時の顧問の先生に部室を開けてもらって中をのぞいてきました。
弓が増えたり、扇風機があったり、神棚がついてたり(うちらの頃は神棚つけさせてもらえなかったんです。宗教上の問題で)、色々変わったところはあったけど、全体の雰囲気は変わってなくてなんだかほっとしました。
ちなみに。後輩の皆さん、勝手に素引きだけやらせてもらいました。弓使っちゃってごめんなさい。他人の弓は使わないのがマナーなんですけど、つい懐かしくて。
私は金粉使わせてもらいました。まだ14キロなら引けそうだなあ。あれ私の二個上のH先輩(一人しかいないから名前探せばわかりますよ)が愛用してて、その後私が少しの間使ってました(最終的には18キロ、23キロ使ってたので金粉からは離れましたが)。
金粉、いい弓ですよー。使いやすいので誰か使ってくれると嬉しいな。

というか今回の更新は、その19日にさらに他の先輩と合流したのですが、そのときある人から「ブログ見てるけど、更新されないから死んでるんじゃないかと思った」と言われたからやることにしたのです。
見てますか会長(と呼ばせてください。名前わからないように)? 私生きてますからねー。ていうか見てるんならコメント残してくださいよ。わからないじゃないですか!

これは言い訳ですけど、一つの記事を書くのに5時間くらいかかってるんです。だからなかなか更新できないのです。
特にここのブログでは、単なる本やゲームの紹介ではなくて、一風変わった見方をしよう、埋もれた名作を発掘しよう、が目的なので、案もなかなか出てこない……。
一応決まっているのが、『セイバーマリオネットJ』および『セイバーマリオネットJtoX』の紹介と、『ブギーポップは笑わない』と現象学、というテーマです。あとはちょっとした案がいくつか。
でも『セイバー』についてを書いてみたら、6時間かかって3分の1も書けなかったんです。そこで力尽きちゃいました。前に書いてた更新したいやつ、というのはこれです。

てなわけで更新なかなかできません。ブログチェックしてくれてる人、すみません。
一応毎日チェックはしてるので(なんか電撃メジャーリーグに出てから、アダルトサイト勧誘の書き込みがちらほらと出てきて……。ここ一日に1~3人しか見てませんよ?)、コメントくれればすぐに返事出します。内容は倫理に反しないものなら何でも結構ですので。

あー、飲み会の席で「雑踏子猫」の由来についても訊かれたので、それについても書こうと思ってたんですが……。
今この記事書き始めて2時間。疲れてきたし、文章も長くなってきたのでまたの機会に譲ります(知りたい人はコメントください。多かったらすぐに更新するので)。
by zattoukoneko | 2009-08-22 01:41 | 雑記 | Comments(0)

更新が延び延びです。

途中まで次にupする内容も書いたんですが、
なかなか終わらず、結局10月中にも間に合いそうもありません……。
そんなわけでお茶を濁す感じで掌編を一つ晒してみます。
確かまだPNが雑踏子猫と決まる前だったと思います。
第5回の電撃掌編王に応募した作品で、
テーマは8月31日、
キーワードとして「日焼け」「トライアングル」を入れること、
そして2,000字以内が決まりだったと思います。
私としてはまあまあな出来だと思うのですが、どうでしょう?
追記:……upしたものを確認して気づいたんですが、
    これって起承転結じゃなくて、序・破の序・破の破・破の急・急
    の五段構成ですねえ。
    まだ起承転結もまともに扱えなかった頃なのに(今でも?)、
    なかなかチャレンジャーですねえ……。

 ***

『伝えられない言葉』

 俺、啓介(けいすけ)と孝太(こうた)の出会いは小学一年の七月。他人の家(よそんち)の生け垣を潜るあいつの姿を見かけて、その後に続いのがきっかけだった。俺が木々を抜けた頃には孝太はすでに庭をめちゃくちゃにしていた。一瞬呆気に取られたものの、楽しそうにしているその姿につられて俺も暴れ出す。当然俺たちはすぐに家の人に見つかって怒られた。でも顔を下に向け、肩を震わせていたのは泣いてたからじゃない。泥で汚れた孝太の顔が滑稽で、笑いを堪えるのに必死だったからだ。
 以来すっかり意気投合した俺たちは毎日一緒に遊んだ。朝から夕方、日が暮れてからも長い時間遊び倒した。孝太や俺の親が心配して迎えに来たのは一度や二度じゃない。悪さばかりしていた俺たちは、気がつけば近所でも有名な悪ガキコンビとなっていた。
 本当に毎日毎日一緒に遊んだ。俺たちは最強かつ最恐の悪ガキで、そして最高のコンビだった。だからその時が来るまで考えもしなかった。俺たちが離れ離れになってしまうなんてことは――。

 その日、夕飯を食べた後に日に焼けた皮膚を剥いていると、母がカルピスの入ったコップを目の前に差し出してきた。母は顔をしかめ、汚いわねぇ、とつぶやいてから、
「ところであんた、孝太君にちゃんとお別れ言った?」
 俺にはその意味がわからなかった。コップを口元で傾けながらなんのことかと問い返す。
「聞いてないの? 明日三十一日でしょ。孝太君の家は長い夏休みを取って帰省してたらしいのよ。でも明日には戻るって」
 そんなことは知らなかった。嘘だ、とコップをテーブルに乱暴に置きながら言った。入っていた氷が鳴る。
「啓介に言ってないってことは、別れのときに悲しませたくないって思ったのかもね」
 俺とは対照的にいつもと変わらぬ声音の母。別れを当然としているようなその口調に我慢がならなかった。椅子を蹴倒し二階にある自分の部屋へと向かう。お風呂に入れと母が言ってくるが、そんなことはどうでもいいことだった。

 自室の戸を閉め、暗闇の中でしばらく佇んでいると、胸のわだかまりが怒りとなって沸々と込み上がってきた。
 孝太がいなくなるだって? 何で俺に直接言ってくれないんだよ! 悲しむから? 冗談じゃない。俺たちの友情はそんなものだってことかよ!
 感情に任せて積み上げられていた荷物を蹴飛ばす。派手な音で散らばる本やランドセル。
 カァアン。
 その中に高い金属音が混じった。目をやると、薄暗い部屋の中で銀の光沢が浮かび上がっていた。――トライアングル。それが机の脚にぶつかったらしかった。その澄んでいて、でもどこか不安定な音色に心が急に冷めていく。
 ……涙がこぼれそうになった。ふと孝太がいなくなってしまうことを受け入れつつある自分に気付く。
 ベッドに倒れこみ枕に顔を押し付ける。涙を出したくなくて、胸のもやもやを消させたくなくて。そんな抵抗を必死になって続けた。

「啓介。まだ寝てるの?」
 部屋の外から母の声が聞こえる。顔を上げると部屋が陽の光で明るくなっていた。いつの間にか朝を迎えていたらしい。
 あれだけわだかまっていた気持ちがさらりとしたものに変じてしまっていることに気付く。それがたまらなく嫌で、顔を再び枕にうずめる。昨夜の気持ちはそこに染み込んでしまったのだろうか。取り戻そうと足掻く。
「なに、まだふてくされてんの」
 外から嘆息のもれる音が聞こえる。間を置いてから静かに母が告げた。
「あんた、もしかしたら来年の夏休みになればまた孝太君と会えると思ってるのかもしれないけどね。今年は孝太君の家のおじいさんが病気だったから一家揃って帰ってきてたのよ。おじいさんは結局亡くなられて……。だからもう来ないかもしれないよ」
 胸が痛いほど締め付けられた。昨日の気持ちを取り戻したからではない。重い現実は俺の幼稚な我が侭をあっさりと砕いていた。
「寝てるくらいなら最後に一目会ってきなさい」
 その通りだと思った。涙は出ていなかったが、それでも枕で顔を強く拭う。それから急いで部屋を飛び出した。

 ようやく孝太の家が見える所まで来た時、あいつはまさに車に乗せられようとしていた。走ってきたせいで痛む肺を無視して叫ぶ。
「孝太!」
 喉から出た音はかすれ、まともな声になっていなかった。聞こえない――絶望が心を満たす。
 しかし孝太はこちらを振り向いてくれた。すぐにこちらに駆け寄ってくる。目の前に来たその小さな体を俺は抱き上げた。孝太は嬉しそうに日焼けしたような色の尻尾を振っていた
「また遊びに来いよ」
 この子犬は俺たちの別れを理解しているのだろうか。言葉も伝わらないかもしれない。だから叶わぬ願いなのかもしれない。それでも告げずにいられなかった。
 やがて孝太は俺の前から去っていった。目からもう止めきれなくなった涙が溢れて落ち始める。
 八月三十一日。俺たちの夏休みが終わった。

                                                      終
by zattoukoneko | 2008-10-11 03:08 | 雑記 | Comments(0)

更新が滞っています……

すみません。前回の更新から四ヶ月も経ってしまいました……。
次回更新の内容は決まっているのですが、
なかなか書く時間がとれなくて……。
九月までにはなんとか……なるかなぁ……。
更新を期待してくれている人がいてくれてるかわかりませんが、
とりあえずもう少しの間待っていてください。
by zattoukoneko | 2008-08-04 23:37 | 雑記 | Comments(2)