絶対音感のつくりかた

タイトルは「絶対音感のつくりかた」なんてことになってますが、今回はもっと幅広くいこうかと。「虫歯にならない体質のつくりかた」とか。

ただ前回出した記事である効率的な痩せ方 と同様、身につけられるのは期間限定となります。しかも幼少期です。なので……これを読める年齢の人たちはもう無理です(涙) なのでやるとしたら自分の子供たちに対してですかねー?(ただし私なりの反対意見もあります。最後に書きますからそれも是非見て一緒に考えてもらいたいところです)


さてタイトルとは違いますが説明の簡単(というか流れのいい)虫歯の話から。
実は虫歯菌(と言ったほうが伝わりやすいですよね)は人間の口の中には生まれたときには存在してません。これは外から入ってくるものです。
ここから少し細菌学の話を。
そもそも体内などの特定の環境の中では様々な細菌が集まっています。悪玉菌なんてよく聞きますが、こいつらも普通に体の中にいます。むしろ全部なくすのはよくないのですね。細菌たちはお互いにバランスを保ちながらそこの環境をつくりあげています。これを細菌叢といいます。腸内フローラなんてのは結構聞くんじゃないかと。日本語にすれば腸内細菌叢となります。
まあこの辺の細菌の話は専門書とか読むと難しいのですよねー。……私としては日本の学者の文章力のなさのせいだと思います(洋書のほうがはるかにわかりやすいですから)。まあ日本には実は名著あり! しかも漫画!!(学者よ、負けててどうする?) まあすでに有名ですが、読んだことのない人は読むべし。もやしもん(2) (イブニングKC (126))(あ、巻数どれだか忘れてしまったので外れてたらごめんなさい……)

さてこの細菌叢ですが、これは先に述べたように生まれたときには胎内にいるときに入ってきた細菌によって主につくられています。このときには虫歯菌というのは赤ん坊の口の中にはいません。
虫歯菌が入ってくるのは生まれてきてからです。これは飛沫によって口の中に入ってきますが、それなりの数が入ってこないとならないので(他の菌にやられるくらい弱いので)空気中に漂っている菌では口の中では十分に数が確保できません。ではどうやって入ってくるかというと――
   親からのキス
などです。他には食べ物を与えるときに熱を冷まそうとして息を吹きかけるかと思いますが、このときに唾液が飛ぶことがあるのですよね。ここから虫歯菌が入ります。

人体内の細菌叢は大体生後一年くらいで決まります。ようは一歳ちょっとくらいで虫歯になる体質かどうかが決まるというわけですね。
ですので自分の子供を虫歯で苦しませたくないという方はいくら可愛いからといってキスなんてしないようにしましょう。



さて次に絶対音感の話。――というか脳の神経の話です。
実は幼少期には非常に多くの神経が脳の中にあります。ですがこれはそのまま持っていると人間の生活に支障をきたすほどのものだったりします。そのため「使わないと判断された脳神経はアポトーシスを起こして消えてしまいます。
よく日本人は英語がしゃべれないと言われます。TOEICなどでもリスニングがありますが、日本はずっと下のレベルをさまよってますね。これは日本には母音が「あ・い・う・え・お」しかないからですね。英語なんかはもっと多いので、その分神経が残るというわけです。
では絶対音感とは何か? ようは聴覚に関係する神経が非常に多く残っているということです。となればすることは簡単で、小さい頃から子供にピアノなりなんなりをやらせておけばいいというわけです。
この神経が取捨選択されるのは大体五歳くらいまでとされています。ここまでは聴覚に限らず、記憶をつかさどる神経なども取捨選択されますから、うまく教育すればとんでもない天才に育つ可能性があるということです。



と、こんな感じで幼少期の話をしてきて、これは現在推し進められようとしています。また私自身もそんな感じでここまで書いてきましたね。
じゃあ……ここから反対意見を述べさせてもらいましょうか。受け売りなんかやつまらないのでね。

小さな子供に教育を施せば上記のように多才な人間に育つ可能性が出てきます。ですがそこに子供の意思はあるのでしょうか?
五歳くらいにならばかなりの自我が形成されていますが、二、三歳の子供はどうでしょうかね? これって極端な言い方をすれば虐待です。またその子の人生を親が決め付けようとする大きな圧力が働いていることも紛れもない事実です。家業や自分のやっている、またはやりたかったスポーツや趣味を親は子供に押し付けがちです。これは、親にとってはそれがいいと思ってやっていることでしょう。ですが自分の子供だって『他人』ですよ? その子は親とは違った時代・環境の中で生きていきます。当然考え方は異なった別人になるに決まっているのです。にも係わらず、幼少期からその子の人生を親が左右していいものでしょうか?
もちろんまったく教育をしないのも問題でしょう。ある程度は導いてやらねばなりません。悪いことをすれば叱らなければならない。社会の道から外れそうになったらそれを直そうとしなければならない。それは親の義務といえるでしょう。だから“ある程度”ならそういうことだって必要なはずです。そこまでは私も否定するつもりはない。
ですが「絶対音感」のようなものはその後の人生を大きく決め付けます。これ、社会的にいいものだとされているからそうは言われないですけど、『障害』と同じです。
これを大袈裟と言うなかれ。絶対音感の持ち主で苦しんでいる人って実は結構いるのですよ? 私は絶対音感を持ってないので想像するしかないのですが、話を聞いた限りだと耳に入ってくる音のすべてがドレミファソラシドなどの音符に即変換されるそうですね。つまり絶対音感の持ち主は生活している中で常にすべての音を分類していっているということです。この情報量に耐えられますか?
また記憶力の非常に高い人もそれに苦しみます。一番有名なのはロシア(だったかな?)でいた、「すべてのものを忘れることができない」という人ですね。大学の教授に発見されて、しばらくの間研究に協力していました。授業などで学生に適当な数字を羅列させると、それを暗唱できるのですよね。しかも数年経ってもそれを忘れません。
この研究は人間の記憶のメカニズムにある程度の貢献をしました(そのうちこの人の持っていた記憶術でも紹介しましょうかね)。ですが最終的に教授も被験者もその実験をつらいものだと考えてやめています。
まだこの人って生きてたかな? その後はそういう記憶力を使わないような(でも一生離れることはありません)のんびりとした人生を送っていると聞いていますが。



総括しましょう。
虫歯になるのはイヤーーー!!(ぇw
まあ、親は子供に良かれと思って早期教育をするのでしょう。そしてそれを全面否定することはしません。でもそのすべてがいいことなのかどうかはきちんと考えなければならないと思います。社会的にいい能力だと言われているからといって、それを身につけさせることには私は疑問を提示します。他人と違うことはルサンチマンを生みます。ルサンチマンの克服について
まあ、虫歯になるのはイヤなので(繰り返してみる)、そういうところは残したほうがいいのかもしれない。でももっと社会は慎重になるべきだと私は考えています。
by zattoukoneko | 2010-07-17 06:46 | 生物・医療 | Comments(1)
Commented by zattoukoneko at 2010-07-17 06:53
カテゴリを生物・医療にしましたが、総括はむしろ社会への訴えですねー。まあ……私のやってるのはそういうことばかりだと諦めかけてきた(目尻を拭いつつ)

と、まあ前回からの繋がりがよかったので急ぎでつくった記事ですけどどうでしょうかね? 簡単な内容…………なはず。(これからパラダイムとかやるので、もっと難しくなりまーす)


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