予備校の暴露話

今回は(有名)予備校のお話をしたいと思います。ただ、私が関東出身だったために首都圏近郊に限らせていただきたいと思います。一応中部・関西も少しは知っているのですが(東北・北海道は皆無です、すいません)、紹介できるほど詳しくはないので省かせていただきたいと思います。

さて、紹介するのは、駿台、河合、代ゼミ、Z会、進研ゼミ、東進、SEG(敬称略・順も適当)といったところです。東大および早慶レベルに受かってくる学生さんを調べてみると、ほとんどがこのどこかに所属していたという感じですね。
ちなみに私はどこにも所属してなかったです。予備校に通うだけのお金がなかったので。代わりに友人らから各予備校の情報をどんどん仕入れていましたし、本屋に通っては参考書を読み漁るという日々を過ごしていました。そんなわけで今回のような予備校紹介や以前のような参考書紹介ができるようになったりしたわけです。


ではまずは以前参考書の話をしたときにお薦めしたZ会からいってみたいと思います。
Z会は東大・早慶・MARCHといった難関校に多数の合格者を出していますが、残念ながらZ会だけで早慶以上の難関校に受かったという方には私は会ったことがありません。もちろん中にはそういう方もいるでしょうが、少数なのは間違いないです。
Z会は通信で問題を取り寄せつつ、他の予備校をメインで使っているという方がほとんどのようです。
ただ以前も紹介したように、通信で送られてくる問題・解説はとてもよいです。だからこそメインは他に置きながらもZ会をやっているという方が多いのだと思います。ですからZ会に関してはけして悪いところではないと私は思います(私自身友人から問題――生物など――を少し提供してもらっていましたが、やはりとてもよかったです)。


次に代ゼミにいってみたいと思います。
Z会同様、代ゼミだけで受かったという方は少数です。Z会よりは多い気がしますが、それはZ会が通信で時間的にも費用的にも融通が効くという側面があるからだと思われます。
また代ゼミと他の予備校を併用して利用していた合格者は、ほぼ100%「自分は代ゼミに行ってた」とは言ってくれないです。彼らの中で代ゼミよりも圧倒的に他塾から学んだことが大きいのだと感じているのでしょう。
それと代ゼミの講師陣の力量を(間接的に)聞いてみるに、他塾よりも劣っているという感じがします。
中には代ゼミの講師で人気がある方もいらっしゃいますが、そういう方の出版物や講義録を見てみると、正直使えないというのが私の感想です。これはいくらか長期的な視点が含まれています。つまり大学入学後もそこで学んだことが役に立つか・定着するかです。代ゼミは短期間で成績を上げるには良さそうです。しかし長期的な知識・学力の習得には不向きでしょう。「熱しやすく冷めやすい」が代ゼミの特徴なのかもしれません。ただすぐに成績に反映しやすいし、見ていて面白く感じるので、好きな人は好き、という感じでしょうか? ただ難関校を目指し、かつ大学入学後・卒業後も自分の能力をつけておきたいという方には向いてないと私は考えています。


次に進研ゼミ。
これもZ会と同じです。通信で他と併用している方がとても多いです。またZ会は高校以上でないと対応できない感じですが、進研ゼミは中学時代からどんどんやれますので、そのときの加入記録をたどって、後に東大合格した、とか報告をしている模様です。
Z会同様通信として問題を取り寄せ、メインは他に置くというのがやはり良い感じですが、先に述べたように超難関校を目指すならばZ会の方がランクが上ですのでそちらを取った方がいいかもしれません(ここら辺は自分の学力や志望と相談することでしょう)。


最大の予備校である駿台にいきましょう。
講師陣はおそらく業界随一でしょう。また駿台文庫という素晴らしい参考書群も出版されています。私も駿台文庫には大分お世話になりました。
で、東大・早慶に受かっている方の多くも、「自分は駿台」と言う方が圧倒的に多いです。
しかしながら問題は駿台の講師の多さにあります。当然のことながら中にはあまり良くない先生もいるわけです。そういう方に当たっては到底難関校合格なんて無理な話です。
また自習室があって便利なのですが、そこの監督者、兼、質問があった時の回答者は(一応有名校ですが)所詮大学生で、もちろん受験以降勉強していないなんて人もざらですので、正直使い物になりません。
駿台に通う場合、交通費がかかるのは諦めて東京都内まで通い、実力のある先生の授業に出席することをお勧めします。郊外の先生方では実力不足は否めません。


また大手である河合の話をしたいと思います。
各科目に関してずば抜けた講師という方は目立っていないという感じです。しかし駿台のようにバラツキがあるわけではなく、まんべんなく実力を持っているという感じでしょうか。
また参考書紹介で挙げたように、センター模試の解説本である『黒本』は相当な良著です。これらを書かれている先生方はよっぽどセンターを研究して、解答解説を練っているな、という感じです。
それと化学に極めて強いというのが特徴でもあります。これは業界随一。ただし難関すぎますので、東大・早慶の化学で満点近く取りたいという人のみにお薦めという感じでしょうか?(混成軌道なんてのは当たり前として、双力子モーメントや発色団なんてのを普通に教わります) まあ、興味のある方は化学の難しさに触れてみるために夏に講習を取ってみるのもありかも知れませんね。


東進は有力な予備校「でした」。私が受験生だった1999‐2001にかけてはとても優秀でした。
東進が飛躍したのがちょうどこの年で、噂によれば駿台・河合あたりから優秀な講師を引き入れたというのがその要因のようです。
しかしながらそのような優秀な講師を沢山そろえられるわけはありません。
そこで始まったのが、衛星予備校、というやつ。DVDなどで有名講師の授業を見れるというものです。東進側としては何度でも同じ内容を見れるという利点があるのだと力説していますが、何かを教えたことのある方や授業を(真面目に?)受けたことのある方ならすぐわかると思います、DVDなんて見る気にならんのですよ。
やはり先生がその場にいてこその緊張感もありますし、質問ができるという大きな利点もあります。しかしDVDでは質問ができない。それに実際に通ってみた人の感想では「何度でも見れるから集中する気になれない」だそうです。
この衛星予備校は明らかな失敗です。金儲けのためとしか思えず、受験生は避けるべきものでしょう。


さて最後にSEGです。これは東京にしかないのでしょうかね? 姉妹校みたいなのはあるみたいですが。
ここは理数系に非常に強い塾です。また講師も下手をしたら駿台や河合よりレベルが高いかもしれません。
しかしそのレベルの高い授業を受けるには入塾の試験にパスする必要があります(今は色々な難易度のクラスがあるようですが、名門校を狙うなら上位クラスを狙いたいところです)。けれどもこの試験がそもそも難しい。というかこの試験にパスできて一番上のクラスに入れる実力があるならその時点で東大合格はほぼ確定です。私の友人でSEG・東進に通っていて、東大に(余裕で)合格した人がいますが、その人は一番上のクラスの下位グループでした。
そんな入塾試験のレベルの高さを考えると、果たしてどこまで役に立つのか?、という感じもします。
ただ東大や国立医学部の合格を「確実に」したい人はこの上位クラスに入って損はないでしょう。先に述べたように講師陣のレベルは高いです。
ただし一つ注意をしておくならば、講師はちょっと(どころではなく)一癖あるようです。ここは代ゼミに似てますが、こっちは長期にわたって記憶に残るみたいです。ただ好き嫌いは分かれるでしょうね。



今回は各種予備校についてご紹介しました。辛辣なお言葉は関係者の方々にはご容赦願いたいところです。私としては受験生のためを思って正直に書いただけですので。
また今回挙げた塾は(どれだけひどいことが書かれていようと)ましな方です。名前を出さなかった他塾はもっととんでもない授業をしていたりします(逆にもっとすぐれたところも実はあるのですが、入塾が厳しすぎるため省きました。多分模試でトップ10入りしている方のところへは案内が来ているのではないですか?)。

さて、私は最初に述べたようにどこの予備校にも所属していませんでした。その代わりに予備校情報や参考書漁り、各種勉強法を調べまくったわけですが。
そうして見えてきたのは自分がいかに井の中の蛙だったのかということです。他の高校の状況などを調べてみると、自分たちといかに格が違うかを知らされました(そして危機感を覚えて必死に勉強したのですが)。
次回は有名高校として開成・灘という東西の雄についてお話したいと思います。
もし記事のupまで待てないという方は自分の模試のランクを見てください。上位に開成・灘・ラ・サール・桜蔭などなどの有名校が(まず)載っていないと思います。彼らはその上ってことです(模試受けたらトップ10は当たり前なんです)。これらの高校ではどのような授業スタイル・勉強時間がとられているのかを(簡単にですが)ご紹介したいと思います。
by zattoukoneko | 2010-01-26 10:04 | 受験関係 | Comments(0)


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